正しい選び方について解説
英語絵本の読み聞かせは、単語の暗記より先に「英語の音」に親しめるのが魅力です。発音を完璧にしようと気負うより、リズムに乗せて読んであげるほうが子どもは反応します。選び方と読み方、続けるための工夫をまとめます。
英語を聞き慣れていない子は、意味より先に音の流れを受け取ります。絵本は文章が短く、同じ言い回しが何度も出てくるので、耳が「こう聞こえる」を覚えやすい形です。親が少し抑揚をつけるだけで、言葉が音楽のように入っていきます。読む時間は短くても大丈夫です。寝る前の数分でも、毎回同じ音に触れる回数が増えていきます。
最初の一冊は、短くて繰り返しが多いものが向きます。ページごとの文が長いと、親も子も疲れやすくなります。選ぶときは、同じフレーズが何度も出る、絵を見れば何となく状況が分かる、音読したときに口が回りやすい、の三点で十分です。季節や行事に合わせた本も手に取りやすいですが、まずは子どもが笑う場面があるかを優先すると続きやすくなります。
読み聞かせは「新しい本をどんどん読む」より、同じ本を繰り返すほうが耳が育ちます。初回は絵を見て楽しむだけでもOKです。二回目、三回目になると、次に来る音を子どもが予測し始めます。予測が当たると嬉しくなり、声に出したくなります。親が読む負担も減り、読む側のリズムも安定します。
日本語で逐一訳すと、英語の流れが切れます。代わりに、絵を指差して見せ、少し間を置くと伝わりやすくなります。たとえば動物が出たらその絵を指し、単語だけをはっきり言います。動きのある場面は、絵をなぞるように指を動かすと理解が進みます。英語を読んだ後に一拍おくだけで、子どもが絵と音を結びつける時間が作れます。
上手に読むより、登場人物の気持ちを声に乗せるほうが子どもは集中します。驚きは少し高め、眠い場面はゆっくり、怒っている場面は短く強め、くらいの変化で十分です。親が照れると淡々と読みがちですが、少しだけ演じると音の強弱が増えます。子どもはその差を面白がり、同じフレーズでも違いを聞き分けるようになります。
続かなくなる一番の理由は、親側の疲れです。発音が気になる、読む時間が取れない、毎日同じだと飽きそう、こうした負担は工夫で軽くできます。読み聞かせは短時間で十分なので、完璧を狙わず「今日はこのページまで」で区切ってしまうほうが続きます。子どもが好きなページだけ読む日があっても問題ありません。
音声付き絵本は、親が読めない日でも英語に触れる回数を保てます。まず音声を流して一緒に絵を見て、余裕がある日に親が読んでみる流れが楽です。音声を聞いた後に、子どもが真似して言った音をそのまま褒めると、発話が増えます。親は全部を追いかけず、好きな一文だけ一緒に口に出すくらいで十分です。
英語絵本の読み聞かせは、意味の理解を急がず、音とリズムに慣れる時間を作るのがポイントです。短い繰り返しの本を選び、同じ一冊を何度も読み、指差しと間で自然に伝えると反応が出やすくなります。親の負担が重い日は音声に頼っても続けられます。家での読み聞かせに加えて、外でも英語に触れる機会を増やしたい場合は、子ども向け英会話のレッスンを検討する方法もあります。
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