子供のための英会話教室

正しい選び方について解説

子供のための英会話教室、正しい選び方とは?

こちらでは、子供を英会話教室に通わせるにあたり、正しい選び方について解説。着目すべきポイントや注意すべき点などについて、取りまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

事前のリサーチで抑えておくべきポイント

自宅からの通いやすさ、通学時間

率直に言いますと、通うのに大変な英会話教室だと、長続きしないで辞めてしまうということになってしまいがちです。悪天候などでも送迎が行える場所で、片道20分以内というのがひとつの目安になります。なお、繁華街などにある教室であれば、お子さんがレッスンを受けている間に、買い物などで時間を有効活用するといったことも行えます。

英会話教室の系統

ひと口に子供向けの英会話教室といっても、実はすべて同じ系統という訳ではなく、いくつかの種類に分かれています。大別しますと「英会話系」、「塾系」、「英語で習いごと系」、といった3つの種類があります。それぞれの特徴について、見ていきましょう。

英会話系

大人向けのレッスンも行っている英語教室が、子供向けに行うレッスンになります。ネイティブあるいは日本人講師がゲームなどを通じて英語の基礎を教えていく方式で、年齢が小さいうちは音声中心の授業、年齢が上がるにつれ、読み書きや文法も教えていくというやり方になります。

塾系

中学受験向けの授業を行っている塾が、英語に特化したクラスを行っているというパターンで、単語学習や基本例文の暗唱、学校で習う英語の前倒しといったことが中心となっており、英会話系よりも勉強的な色合いが強くなっています。

英語で習いごと系

英語そのものを学習するというよりも、好きな習い事を通して英語に親しむというスタイルの教室になります。例えばネイティブのインストラクターが体操や水泳、楽器などを教えるといった教室があります。英会話系や塾系に比べると、数は限られているのが現状です。

入会金・月々の費用

大手英語教室の費用は月々1万円程度が目安、加えて入会金や教材費なども別途必要になってきます。対して小規模な地域密着型教室は月々7千円程度といった感じになります。英会話教室は長く通い続けることが重要ですので、家計の負担にならない費用で通えるかどうかが鍵となります。

授業の内容・スタイルでチェックすべきポイント

レッスン中は日本語禁止かどうか

きちんと成果の上がる教室では、レッスン中は子供の日本語禁止を徹底しています。一人の子供がレッスン中に日本語を話してしまうと、クラス全体に「日本語を話しても起こられない」という空気が広がってしまい、結果、英語が上達しないということになってしまうからです。

正しくきれいな発音の先生かどうか

幼い頃に接した英語は、その後の上達を大きく左右します。正しくきれいな発音を身に着けるためにも、発音がきれいで聞き取りやすいネイティブの先生が望ましいと言えます。日本人や英語を母国語としない先生であっても、発音や教え方が上手ければ問題ありません。

一緒にレッスンを受ける子供の人数

英会話というものは、話す機会が多ければ多いほど、それだけ上達も早くなります。それゆえ、理想的なのはマンツーマン方式ですが、それだと費用も高くなってしまいがちです。グループ方式のレッスンの場合、一緒にレッスンを受ける子供の人数が、なるべく少ない方がよいと言えます。それこそ1クラスに7名や8名という教室は避けた方がよいでしょう。3人程度の少人数制の方が、各段に英語の上達は早くなるという傾向があります。